2010年10月22日金曜日

ユポの穴アキ タグを10万個

ユポというのは、石油から作られる合成樹脂を主原料として製造された合成紙です。
水に強いとか、なかなかやぶれないとか、高性能な紙なんです。
だから、タグとか、荷札なんかにはうってつけなんですね。
空港なんかで見かけたことあるような?そんなやつです

そんで、それの小さいヤツ10万個作れない?って言われまして
印刷は、UVとか、合成紙インキでやればOK
ベース型に抜き切るのもできる。
さて、穴あけは?
近所のドリル持ってる加工屋さんは
「ユポはダメ、熱で溶けちゃうから」って断られ
仕方ない抜きマシーン(KSDS)で抜くかなと思うも
問題は「カス取り」なんです。
「楽しい幼稚園」とかの付録の紙工作の穴って、カス付いてるでしょ
このユポタグもそうなっちゃう、そんでカス取って納品。って言われた。
僕だって発注者だったら、そう言うよね。
とりあえず、カス取りをお母ちゃんが内職でがんばる!
って見積もり(高額)を出しました。

数日後
みんなが決まらないと思う仕事がたまに、決まるんです。
まいったな、母ちゃんがんばれよ、俺もか、やだな〜
と思いつつ、そういえばこないだ眺めていた
ヌキ刃カタログに「サイドポンチ」って穴ぼこあけて
カスを下に落とすってやつあったな〜
木型屋にTEL「サイドポンチで穴開けたいんだけど」
「カスの出口が無いです」
「じゃあ、カスのたまる穴あけるのは有り?」
「できるけど、どうなるか??」
「おねがい作って!」

できた木型がこちら、おにぎり型に、カス受けポケットが!
木型屋スゲーこんなんみた事無いよ


小技1、機械の中でカスが飛ばないように、ガムテープでフタをします
小技2、こんな面版も作ります。


そんで抜きマシーン始動! 穴あいてくれ〜
みんごと、穴はあき。カスはポケットへ。

やったよ父ちゃん!、母ちゃんカス取り しなくていいぞ!


その後、母ちゃんは100枚でPP袋入れ x1000袋
3日かけてやりました•••

明日はポリ袋入れダ!

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